ごあいさつ Greetings

大会長ご挨拶

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第3回日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会
大会長 清川 兼輔
(久留米大学 形成外科・顎顔面外科 主任教授)


 私は久留米大学形成外科・顎顔面外科の清川 兼輔と申します。
この度、2021年に第3回日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会を私共の教室で主催させていただきますこと、大変光栄に存じます。
本学術集会を開催させていただくにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 
 本学術集会は、2年前に日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会が合併し、新たに誕生してから3回目になります。以前二つの学会が存在していた頃は、よく若い先生や看護師さんから、「一体どっちに入会したらよいのですか?」とよく聞かれました。私もその返答に苦慮しておりましたが、その二つの学会が合併したことで、それらの力が一つに集結され、学会は今後益々発展していくものと考えます。
 
 ところで、今回の第3回の学術集会では、そのメインテーマを「はきもの さいこう」といたしました。さいこうには、「再考、再興、再構、最高」という4つの意味がこめられており、はきものをはいて地面を歩くこと歩けることの素晴らしさ、そしてその歩行におけるはきものの役割について考えてみようと思っております。
そのため、教育講演には、佐賀有薗義肢製作所の甲斐雄介様より「フットケアの患者と装具」を、またシンポジウムには「はきもの作りのプロフェッショナルから伝えたいこと」などを企画しております。さらに特別講演には、両学会合併の立役者であり、現在日本フットケア・足病医学会の理事長であられる神戸大学形成外科教授の寺師浩人先生をお呼びしております。
会員の皆様方にとって実りある学会となるよう努めて参る所存ですので、多くの方々の御参加をお待ちいたします

副大会長ご挨拶

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第3回日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会 
副大会長 田尻 祐司 
(久留米大学医療センター 糖尿病センター 教授)


 第3回日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会(2021年10月23日~24日)が久留米の地で開催されるにあたり、副大会長を務めさせて頂くことを大変光栄に存じます。清川 兼輔 大会長のご厚意に心より感謝申し上げます。
 今回の学会では「はきもの さいこう」をテーマとして掲げております。ゴムの街久留米の企業である株式会社ムーンスター、アサヒシューズ株式会社などにもご協力をお願いして、フットケアにおいて非常に大切な靴や靴下、義肢装具のようなフットウェアに関するご講演や展示などを予定しています。その他にも、開催地久留米の特徴や魅力があふれ出るような学会作りを目指して、現在鋭意工夫を凝らしたアイデアを考案中です。
 
 私が専門とする糖尿病の分野では、昨今「合併症の重症化予防」が日本糖尿病学会および日本糖尿病協会において盛んに提唱されています。糖尿病性壊疽による下肢切断数は年間に約3,000人にものぼり、フットケアが大変重要なキーワードとなっています。糖尿病性神経障害による足の感覚低下や易感染性により、その病態はさらに複雑に修飾されています。足病変を起こす前の、あるいは起こしたとしてもより早期のフットケアに関して、我々内科医はメディカルスタッフ(糖尿病療養指導士など)と協力しながらチーム医療を遂行していくことが重要であると考えます。ハイリスク群を抽出して、靴の選び方や爪の切り方の指導、胼胝や足白癬などの処置を適切に行うことにより、患者さんのQOLを維持しながら健康寿命を延伸するという目標に大きく寄与することが期待できます。
 
 今回の学会では、内科の視点からみたフットケアのセッションを是非作ってみたいと考えております。ここでは医師だけでなく看護師、管理栄養士、理学療法士などのメディカルスタッフの方々にもご登壇頂き、糖尿病患者における足病変の予防や早期のフットケアに関して活発なディスカッションがなされることを期待します。本学会は、形成外科、整形外科、血管外科、循環器科、糖尿病内科、腎臓内科、リハビリテーション科など多くの分野の先生方やスタッフの方が参加される非常にユニークな学会です。普段はあまり交流のない先生方とのディスカッションは大変新鮮なものであり、brainstormingとなり多くの新しいアイデアが生れる可能性があります。多くの皆様方に参加して頂き、異文化交流により実り多き学会となることを今から楽しみにしております。

事務局長ご挨拶

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第3回日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会 
事務局長 井野  康 
(久留米大学医療センター 足病変・皮膚潰瘍治療外来 講師) 


 この度、2021年10月23、24日に開催される第3回日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会の事務局長を仰せつかりました井野 康と申します。
 
 糖尿病や閉塞性動脈硬化症に伴う壊疽やリウマチなどの患者の足趾変形に伴う難治性潰瘍は治療に時間がかかること、チーム連携が必須であることは周知の通りです。このため、我が久留米大学では機能分化を進める一環として2015年4月より、久留米大学医療センターへ足病変・皮膚潰瘍治療外来を開設致しました。そして、2019年4月より、田尻教授のもと糖尿病センターが開設され、医療連携の強化を進めて参りました。今回のこの学会は、その集大成に位置付けられるものと私は感じております。
 
 本人が自力で歩くためには、いわゆるフットウェアは欠かせません。そこで重要となってくるのが、靴や装具、靴下などです。久留米はこれらの発祥地と言って過言ではない古い歴史を持つ街です。久留米で開催する本学会が、これらにまつわる話をする絶好の機会であると思いつき、「はきもの さいこう」を企画しました。
 今回で第3回目となる本学会を成功させるべく準備を進めて参りました。
 フットケア、フットウェアに関わる全ての方々のご協力に感謝するとともに、ご参加を心よりお待ちしております。